病院

スポーツジムでの検査により高血圧が発覚した話を、前回で書きました。 暫く体を鍛えるだけで病院には行っておりませんでした。それから4ヶ月後の長期帰国を期に、日本の病院で健康診断を受診しました。
健康診断
健康診断の結果は特に問題がない、といったものでした。一応、健康診断でも血圧測定を行ったのですが、上の血圧(収縮期血圧)が一回目が130台前半、二回目が120台後半でした。下の血圧(拡張期血圧)は90台でした。

お医者さんは、血圧は高めではあるものの、今のところ問題ないとのことでした。そこでスポーツジムで計測したら155mmHgだったという話をしたところ、それでは二週間血圧を計ってみましょう、と言われました。

病院から血圧計を貸してくれるそうで、5分ほど看護師さんが計測方法を説明してくれました。ちなみに血圧測定を自分でするのは初めてだったので、こんな簡単にできるんだと感心してしまいました(笑)。測定は毎朝起床時に行うのと、可能なら夕方も計測してください、ということでした。

貸与されたのは、上腕式と呼ばれるタイプの血圧計でした。
オムロン 上腕式血圧計オムロンデジタル自動血圧計 HEM-7070 オムロン 上腕式血圧計オムロンデジタル自動血圧計 HEM-7070

自分で血圧測定
実際自分で血圧測定を行ってみると、計る度に10mmHgくらい差が出てバラバラになります。私もあまりにも測定値がバラバラだったので、何回も測定し、まともな(と思われる)値を勝手に一個選んで記録していました。このため私の最初の一ヶ月分くらいの測定記録は、信頼性が低いです(借りていた血圧計を返却した後は、新しいのを購入しました)。

ネットで調べたり試行錯誤して、最近はトンデモ測定値は出なくなりました。自分なりの誤差の出ない血圧測定方法は、別記事で紹介したいと思います。

この時に測定した二週間分の血圧は、次のようになります。

起床時の血圧(mmHg)
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日
最高/
収縮期
142 139 146 136 141 135 139 132 138 135 143 143 138 143
最低/
拡張期
103 100 108 98 102 97 95 97 97 94 96 93 98 94

意識的に低い数値を選んでいる可能性が高いため、実際はもう少し高い値だと思います。

再度の診察

二週間分の血圧手帳を持って、再度病院の診察を受けに行きました。お医者さんは、手帳を暫く眺めた後、

「血圧の薬を飲んだらどうでしょうか?」

と言われました。

「えーいきなり血圧の薬かよ!」と、びっくりしてしまいました。まあ血圧は高いけど、生活習慣を注意されるぐらいだと思ってましたから・・・。そこで思わず、

「薬は飲みたくありません」

と言ってしまいました。すると、お医者さんから、

「それでは徹底的に減塩してください、一日、6gに抑えてください」
「運動もしっかりやってください」

とムッとした感じで返されてしまいました。

まあ~気持ちも分かるんだけどね。治す気がない患者なんて、お医者さんだって関わりたくないだろうからね。

でも、この時は運動はするつもりだったけど、減塩はする気はなかったです。なぜなら、味の濃い食べ物は元々あまり好きではないので、大して塩分を摂取していない。つまり私の場合は、塩分は高血圧の原因ではないと考えていました(結果的には正しかったです)。

ということで、血圧を下げる試行錯誤の旅が始まりました。(2014.04)